今、古典が新しい!茨城県吟詠剣詩舞総連盟(茨吟連)

第41回吟道大学講座 第52回吟士権決勝大会が開催されました

【第41回吟道大学講座】

コロナ禍で延期となっていた吟道大学講座が令和3年11月14日(日)東海文化センターで開催された。今年は、書家の吉澤鐵之先生に講師をお願いし、『漢詩のあれこれ』と題し、茨吟連会員315名が受講した。簡野道明講述『和漢名詩類選評釋』の中から、勧学・感懐・節序・懐古・征戍・閑適に分類される漢詩の評釋をしていただいた。漢詩の中には漢詩連盟でも活躍している吉澤鐵之先生の漢詩も紹介された。

 

(講師プロフィール)

公益社団法人日展会員、元大東文化大学非常勤講師、公益財団法人全国書美術振興会評議員、公益社団法人全日本書道連盟理事、読売書法会常任理事、日本書作院副理事長、茨城県芸術祭美術展覧会副会長、茨城書道美術振興会理事長、全日本漢詩連盟理事、茨城県漢詩連盟副会長、書魁社主幹

 

若き頃は父の鞄持ちをし40代で石川忠久先生に師事。兄弟三人と手を取り合い、父の果たせなかった日展の審査員に昨年就任。

 

漢詩を作ることは傍から見ると難しくなかなか入っていけないという固定観念になりがちである。語順が難しく、平仄など決まり事があるのも確かである。しかしながらパズルのように、ゲームのように、例えるならばトランプで言えばワンペアツーペアを作るような感覚で臨めば楽しく漢詩を作ることができます。という言葉が印象的でした。是非皆さんも漢詩作りにチャレンジしてみてはいかがですか。

映画のワンシーン(右が吉澤先生)

自虐的な戯れの詩 このような漢詩もアリなんですね

3.11「災後三年五浦有感」成田山の書道美術館に展示

今年開催された東京オリンピックを思い作った漢詩

 

 

 

 

 

 

【第52回吟士権コンクール決勝大会】

吟道大学講座終了後、吟士権コンクール決勝大会が開催された。今年は準決勝を中止とし予選からいきなりの決勝へ100名が挑んだ。

《成   績》

幼少年部は参加者が体調不良により欠場のため開催されず。

部 門 優  勝 準 優 勝 三  位
青壮年部 潮田 マリーアン 川崎 克弘 廣澤 一徳
一般三部 野口 幹子 杉山 利明 佐藤 治男
一般二部 豊嶋 梅加 野上 正光 片野 稜威雄
一般一部 近内 訓 宮嶋 弘一 箕輪 通子
和歌二部 片野 稜威雄 大槻 光夫 前田 寛子
和歌一部 豊嶋 梅加 野上 正光 大根 久枝

《シルバー大賞》

市原 和子

※写真をクリックすると大きくなります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青壮年部  優勝  潮田 マリーアン

 

 

 

 

一般三部  優勝  野口 幹子

 

 

一般三部は諸般の事情により動画を掲載できないことまことに申し訳ございません。

音声のみとなります。お詫び申し上げます。

※▷をクリックすると音声が聴けます。

 

一般二部  優勝  豊嶋 梅加

 

 

一般一部  優勝  近内 訓

 

 

※写真をクリックすると大きくなります

和歌二部  優勝  片野 稜威雄

 

 

 

和歌一部  優勝  豊嶋 梅加

 

 

 

入賞された皆さんおめでとうございました。益々の精進を祈っています。惜しくも予選で敗退してしまった方、賞を逃してしまった方は来年に向けて頑張ってください。

コロナ禍で開催が危ぶまれていた中で、本日皆さんのご協力のお陰をもちまして滞りなく終える事ができました。有難うございました。来年もたくさんの方のご参加お待ちしております。