今、古典が新しい!茨城県吟詠剣詩舞総連盟(茨吟連)

令和3年度許状授与式挙行される

茨吟連の師範・準師範許状授与式は、令和3年12月11日(土)常任理事会及び審査員会議に於いて、厳粛に執り行われた。例年は新年祝賀会の席上で行われているが、長引くコロナ禍により、今年度の新年祝賀会の中止を決定した事で、本日会議室での授与式となった。

【令和3年度 許状授与者】

師範の部 準師範の部
吟詠部門 16名 11名
剣詩舞部門  1名  1名

新たに指導者となられた皆さんは、後日配付されます『指導者の栞』を熟読し、教える事を始めてみてください。教える事は自らも学ぶ事になります。そして吟詠剣詩舞道を次の世代へ繋げていってほしく思います。許状を授与された今日のこの日をスタート地点ととらえ、更に高みを目指して茨吟連の立派な指導者となって益々精進されます事を祈っております。

また、コンクールに挑戦する事は、舞台での度胸や表現力を身に付けるいい学びの場です。吟詠に関して言えば、発声、吟声を鍛えたり、着付けや立ち姿等を学ぶ事にもつながります。剣詩舞の場合には、これらに併せ技術の向上は勿論、精神も鍛えられていきます。そして、何より漢詩を学べます。漢詩には人生の教訓を詠んだものが多くあります。自分にピッタリな人生訓を見つけてみてはいかがでしょうか。人生に無駄な経験は何ひとつありません。指導者の皆さん、更なる高みを目指して、コンクールに出てみましょう。

師範の部 準師範の部

おわりに・・・

あと20日足らずで迎える2022年は、我々吟舞界にとってどんな年になるのだろうか。以前の活気が取り戻せたなら、他に言うことは何もない。

コロナ禍の影響であろうか、今年度の受験者数は例年より少なかった。おそらく、こんな状況でなかったら審査会に挑んだ方はもっと大勢いたと思うと、一日も早い終息を願うばかりである。来年こそ、穏やかな一年でありたい。2021年 お疲れ様でした。