茨吟連の師範・準師範許状授与式は、新年祝賀会の中止を受け令和5年2月11日(祝土)ザ・ヒロサワ・シティ会館に於いて、第4回常任理事会及び審査員会議の席上で厳粛に執り行われた。
【令和4年度許状授与者】
師範の部 | 準師範の部 | |
吟詠部門 | 16名 | 11名 |
剣詩舞部門 | 3名 | / |
【謝辞】 八洲流吟詠会 鈴木召峰
本日は私たちの為にこのような許状授与式を挙行していただき誠にありがとうございます。令和4年度の『師範・準師範認証審査会』におきまして、お陰様で受験者30名全員が合格を戴き、本日ここに許状授与式を迎えられました事は、ひとえに諸先生方のご指導と吟友の励ましの賜物であります。感謝するとともに改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後は心身の健康を保持し、吟詠剣詩舞道を日々の生きがいと心の糧にしながら、戴いた称号に恥じないよう精進してまいります。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。(抜粋)
【許状授与者の皆さんへ】
皆さんはそれぞれに吟舞界の門をたたき歳月を重ねて師範・準師範の許状を授与されました。新しい一歩ですね。心からお祝い申し上げます。学び続けて来られた過程の中でそれぞれに得てきたものはあると思いますが、ここにひとつの心得をおくります。
★芸ごとを比較する際の心得
相手の技能が自分より下と思ったときは同等 |
同等と思ったときは相手が上 |
相手が上と思ったら及びもつかないほどの開きがあると考えて励むこと |
と言う教訓です。『芸ごと』というのは私たちの仕事や生き方に通じる教訓がたくさんあります。皆さんは芸の教えを正しく学び、尊重し、真剣に前を向いて歩んで来られたからこそ今があるのです。 |
これからは、指導者への感謝を忘れずに、資格取得はひとつの通過点と捉えて、現状に満足せず高い上昇志向を持って精進してください。併せて茨吟連の一翼を担うことを心にとどめてご活躍されます事を願っております。