茨吟連ホームページをご覧の皆さま、新年おめでとうございます。日頃より茨吟連の活動に格別なご理解とご協力を賜り御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、9月の台風13号による大雨被害は、県内日立市をはじめ関東甲信や東北地方にかけて、河川の氾濫や家屋の浸水など大きな被害が相次ぎ、11月には局地激甚災害に指定されました。心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、穏やかな日常をお祈りいたします。また、長引く新型コロナは、感染症法上の位置付けが変更された事により、マスクを外しアクリル板を取り払うなど、着実にコロナ禍前の生活を取り戻しつつある事を実感できる一年となりました。しかし、5類へ移行したからといって感染力が衰えたわけではありません。吟舞界は大多数が高齢者です。感染対策は個人の判断を基本としています。その判断が尊重されますよう、皆さまのご配慮を切にお願いいたします。
ところで、今年はどんな年になるのでしょうか。令和6年は、新紙幣として『近代日本経済の父』と呼ばれる渋沢栄一さんの新一万円札、日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子さんの新五千円札、破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎さんの新千円札が発行されたり、またパリオリンピック開催予定の年でもあります。明るい話題が続く年にしたいものです。芸術文化活動は、生涯を通して取り組む事のできる生きがいとして、人生に潤いをもたらすものです。甲辰の年は、上昇し勢いを増しながらぐんぐん成長していく年となるそうです。昨年のたくさんの出会いを如何にして自分の成長に繋げられるか、希望に満ちた未来に続く道をつくる、そんな年にしたいものです。そして茨城の吟舞界の礎を築かれてきた先生方の叡智を引き継ぎながら、より一層邁進していこうではありませんか。では、4年ぶりの新年祝賀会でお会いしましょう。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
なお、当日は令和5年度茨吟連師範・準師範の許状授与式を執り行います。該当される方はご出席をお願いいたします。