Q.結婚披露宴での詩吟のタイミング
A.新郎新婦双方の主賓祝辞が終わった後あたりがベター、詩吟+乾杯と吟じてくださった方に乾杯までセットでお願いしてみるのもいいと思います。会場がお年を召した方が多いと和やかな雰囲気になりますが、若い人が多いと逆に退屈に。後半の余興に入ってからだと、席を立っている人もいるし、お酒も入っているので、まともに聞いていない人が多い。乾杯後に吟ずるのであれば、できるだけ早い時間がいいと思います。その方を立てる意味でも。
Q.同じく披露宴で何を吟じてもらうのか?
A.詩吟は退屈するとも聞きます。一切口を出さずにお任せがベター。失礼にあたりますし、言わずとも婚礼にふさわしい吟を選んでくださるでしょう。
Q.詩吟ってボイトレ(ボイストレーニング)になりますか?
A.ボイトレ効果を通して、何を目標とするか?ですが、日常の話し声をより明瞭にしたり、声量UPを期待するなら、詩吟は効果大だと思います。私も長く詩吟に携わってきたせいか、高音・低音ともに音域が広がりました。
Q.舞台での衣装は?
A.発表会での衣装はとても重要です。なぜなら、音は耳から、背景は目から感じ取るからです。吟詠は邦楽ですので和服が基本です。男性は着物+袴、女性は着物に帯付けが良いかと思います。また、中国ものの構成吟舞でその当時の中国の時代背景の衣装を身につける事もあります。
Q.茨吟連のコンクール以外の行事を教えてください
A.吟道大学講座・・・毎年恒例となっている講座です。演題は講師の先生にもよりますが、主に歴史の話しを中心に、時には吟詠に通じる発声法や間の取り方等、約90分にわたって話していただきます。大変勉強になり参加者も多いです。
A.茨吟連師範、準師範認証審査会・・・年一回、吟詠部門と剣詩舞部門の対象者が受験をし、審査会において審査の後、師範・準師範合格者が発表されます。